クーラーが冷えた!!

これはまだコロナが世界的に流行る前の事。
現地に行った時のハーブティー体験の話です。
ホテルの冷房が効きすぎて、ちょっと風邪気味の時に買ったハーブがこれ!
スリランカのSIRIMA INTERNATIONAL社の
PAS PANGUWA(パスパングワ)という商品。
現地では街なかのグロサリーストアに行くと、ファーマシー・コーナーがあり、
そこでだいたい買えるようです。
ハーブの写真がデザインになっているいろんな商品の箱を手に取りながら、
シンハラ語と英語の混じった、細かい文字の説明文を苦労しながら読みました。
日本の薬局に行くと、「風邪薬」というパネルが棚記入されていたり、商品パッケージには症状のイラストや
効能が大々的に書いあってわかりやすいのですが、、、。
種類も大手製薬メーカーの商品、例えば「パブロン」「ジキニン」「エスタック」
「ベンザブロック」「ルル」「葛根湯」「改元」てな具合に沢山あり、顆粒や錠剤が中に入っています。
しかし、あちらではファーマシーのお茶の棚にはどれを見ても同じような箱が並んでいました。
日本でも薬効のあるお茶は薬局に並んでいると思いますが、お茶を飲んで風邪を治すというイメージは無いですね(笑)

さてさて、注意深く箱に書かれた慣れない英語を見ると小さく効能が書いてありました。

熱、寒気、咳、喘息、身体の痛み、頭痛、喉の感染症を解消。
(全部の英語が読めたわけではないのですが)
このビジュアルです。
食品とは思えないワイルドさ!!
そのまんまです。
<使用ハーブ>
・PAWATTA(パワタ)キツネノマゴ科ジャスティシア属 咳止め、のどの炎症を抑える、鎮痛
・pathpadagam(パスパダガム) アカネ科フタバムグラ属 発熱、消化不良、肝臓の保護、
・venivelgeta 絶滅危惧種の1つ 原産はインド・スリランカ 発熱、糖尿
・katualbath (カトゥウェルバトゥ) 咳、喘息、胸部の痛み、発熱 肝臓障害
・coriander(コリアンダー) 身体を温め、端を切って咳を止める
・ginger(ジンジャー)発汗により風の初期症状の治療、健胃作用、吐き気を止める
パッケージには4カップ分のお湯に50gのハーブを煮出すとあります。
パッケージの中身は100gなので、2回分ですね。
4カップ分のハーブティーでどうか治りますように、、、。
現地ではヤカン(電気ケトル)にハーブをそのまま入れて、
水を入れて沸かしました。写真は帰国後自宅でポットで淹れていますが、現地でのお茶は濃かったです。
ちょっと黄色いハーブティーの出来上がりです。
そのルックスから見て、気になるお味ですが、、、
ショウガの爽やかな香りとコリアンダーのスパイス系の香りに、
樹木の森林の匂いかミックスされ、なかなか複雑な味ですが、
苦みや渋みはそれほどでもなく、意外とイケます。